概要
Maximo® Visual Inspection 1.3(旧称 IBM® Visual Insights 1.2)は、エッジでの(データのソースに近接した)推論のホスティングをサポートし、実用的な洞察を目的としたより高速な応答を確保するのに役立ちます。オフラインで推論するためのこの機能には、セントラル・サーバー上の分析を深めるのに十分なだけのデータをアップロードする低い帯域幅が必要です。
Maximo Visual Inspection 1.3は、高度に利用可能なフレームワークを提供するためにコンテナーのモデリングおよび管理のためのオープン・ソース・フレームワーク上に構築されており、アプリケーション・ライフサイクル・サポート、集中型の管理およびモニタリング、ならびに IBM からのサポートを提供します。本製品は、以下のような、データのラベル付け、トレーニング、および導入に関連するタスクの加速化を支援できる機能および最適化を提供します。
- データ・セットおよびモデルのライフサイクルを構成および管理するためのユーザー・インターフェース主導の相互作用
- トレーニング済みディープ・ラーニング・モデルがビデオからの物体を自動的に検出する差別化された機能
- 物体を分類および検出するために特殊化された事前構成ディープ・ラーニング・モデル
- 物体を分類および検出するために最適化された事前構成ハイパーパラメーター
- トレーニングの可視化および正確度のランタイム・モニタリング
- 実動環境にモデルを導入するための統合推論サービス
- ディープ・ラーニング、ハイパフォーマンス・アナリティクス、および共有リソースに関するその他の長期のサービスおよびフレームワークを実行するように設計されたスケーラブルなアーキテクチャー
- カスタム・モデル・サポート:Inference for Serversコンポーネントのみ(TensorFlowベースのモデルに限定)
- x86 ベースのサーバーおよびGPU非搭載のIBM Power® Systemsまで含めるための、推論のみの拡張サポート
- データ・サイエンティストが正確度を把握するのを支援するための統計の向上
- トレーニング済みモデルを組み込みXilinx Field Programmable Gate Array(FPGA)にエクスポートする機能
- 組織がビデオおよび画像からの洞察を活用してIBM Maximo Monitorで資産の作業指示書をスケジュールできるようにする機能
特徴
AIや画像認識のスキルがなくてもプログラムレスでマウス操作で簡単にユーザ部門の方が扱える画像・映像向けAI開発ツール
機能
画像分類、物体検出、領域検出、動作検出、その他
構成イメージ
各種前提条件により変わりますので詳細はお問い合わせください。
動作環境
Maximo Visual Inspection 1.3には、以下が必要です。
- ディープ・ラーニング・モデルをトレーニングおよび導入するための GPU 装備のハードウェア
- インストールするためのRed Hat® Linux®またはUbuntuオペレーティング・システム
- Maximo Visual Inspection 1.3のオンプレミス・インスタンスまたはクラウド・インスタンスへのアクセス※1
- iOS 13.1以降が稼働中のAppleデバイス※2
参考価格
各種前提条件により変わりますので詳細はお問い合わせください。