CIFS/SMBネイティブサポートなど、最新のSpectrum Scale V4.2の機能拡張を中心に稼働検証を実施しました。

IBM Spectrum Scale 商材化のための機能検証と導入手順の確認

ストレージ・コストを最大90%削減するとともに、クラウド、ビッグデータ、アナリティクスの環境におけるセキュリティーと管理効率を向上させる、スケーラブルかつ高性能なデータとファイルの管理ソリューションIBM Spectrum Scaleの技術検証を行いました。

検証概要

使用したハード/ソフト

  • Power System S814
  • Power System 710
  • Storwize V7000
  • IBM Spectrum Scale V4.2

CIFSネイティブサポートなど、最新のSpectrum Scale V4.2の目玉となる機能拡張を稼働検証しました。

Windowsネットワークが開発された当初、そこでサポートされていたプロトコルはSMBと呼ばれており、その後、いくらかのバージョンアップを経てこの仕様がオープンになり、Windows以外のさまざまなプラットフォームでも実装できるようになりました(例:LinuxのSambaサービスなど)。この公開された仕様/プロトコルが「CIFS(Common Internet File System)」です。

CIFSネイティブサポートにより、Spectrum Scaleを使用した高拡張性・高可用性ファイルサーバーの構成が、Power Linuxで構築できることを検証しました。

導入についてはいくつか考慮点があり、その詳細を公開予定です。

Spectrum Scale

パートナーさまの声

  • 「お客様向のファイルサーバー更改キャンペーンを予定通り実施することができる。」
  • 「導入および検証中の考慮点をまとめた資料を、自社の財産として活用できる。」
  • 「今回検証した以外の機能検証も引き続き、テクニカル推進部の支援をお願いしたい。」