IBM i とIAサーバを連携した自動化が可能になります。IHCC(旧 CAMSSセンター)を利用されたデモです。

概要

いままで手動で管理していたIBM i で稼働している在庫管理、販売管理のアプリケーションとオープンシステムで稼働している購買管理、生産管理との連携を自動化するために、新たにToolbox for JP1を検討。実際のお客様のアプリケーションを用いてIHCC(旧 CAMSSセンター)で検証を実施し、導入を決定されました。

※CAMSSセンターは「IHCC(IGUAZU Hybrid Cloud Center)」に名称変更いたしました。

背景・課題

すでにIA Linuxで実績のあるパートナー様のソリューションをLinux on Powerのプラットフォームでも販売していくため、ポーティングならびにIA Linuxとの差異の確認、スキルの習得をする必要がありました。

検証概要

使用したハード/ソフト

  • Power8 S814 / IAサーバー
  • Toolbox for JP1 / HITACHI JP1ジョブ管理システム
    (HITACHI JP1は日立製作所の商標または登録商標です。)

JP1サーバーからIAサーバー(オープンシステム)のファイルを更新すると、それをトリガーにIBM iのJOBを起動し、IBM iのDBを更新する仕組みを構築。双方のプラットフォームのJOBをJP1サーバーで一元管理可能。Toolbox for JP1はIBM iに導入します。

ネオアクシス様や日立製作所様のご協力により、IHCC(旧 CAMSSセンター)内にデモ環境を設置し、パートナー様やお客様に製品説明並びにデモできるように準備いたしました。

以下、日立製作所ホームページからの抜粋
「製造業・流通業・EDIシステムなど、複雑なスケジュールで様々なジョブ実行処理が発生する業務で、システムのジョブを統合管理する JP1 との連携により、Toolboxからジョブ管理コンソールの起動、作成された処理フローの柔軟な実行管理で、日々の定型業務を自動化することにより、工数及び運用管理コストの削減も期待できます。」

検証概要

パートナーさまの声

  • 今まで手が付けられず、IBM iは属人化した手運用のままだったが、自動化・オープン化の目途がたちそうだ
  • 業務の自動化ができることが確認できたので、今後は運用ミスを抑制できる
  • 日々の業務を自動化することにより、運用管理コストの削減も期待できる