エンジニア発信コラム『DropBox連携：Notesからのデータ移行』

DropBox連携について

Domino/Notesビジネスに携わりマイグレーション・開発の実績を積んできた中で最近のお客様の傾向を記事にして欲しいという依頼を受けまして今回筆をとらせていただきました。
初めてのことですので未熟な点はご容赦頂ければ幸いです。

今回はタイトルにありますように、DropBox連携について弊社の対応実績について記載させていただきます。

お客様の潜在ニーズとして

• プロジェクト終了後の完成図書（文書の添付ファイル）を管理しやすくするためにDropBoxに保存したい。
• NotesDBの肥大化を防ぎたい。

といったご要望がございました。

お客様の実現イメージとしましては、

• 既存のNotesDBのフォームにDropBoxに添付ファイルをアップロードするアクションを追加する。
• アクションを実行する度にDropBoxに添付ファイルをアップロードし、ファイルを最新のものに置き換える。

を想定されておりました。

お客様のご要望を実現するために弊社として開発実装時のポイントとしましては、昔からある機能と比較的新しい機能を組み合わせることで実現できたと思っています。

Notesが元々持っている機能と開発基盤として優れているがゆえに最近の他社ソリューションとの連携にあまりお客様も意識されていなかったこともあり、お客様からの導入後の評価としましては

• Notesクライアントから直接DropBoxにファイルをアップロードできることに驚いた。
• 今までは手作業で行っていた作業が一回の操作で可能になったため、作業時間の短縮ができた。

といったご意見を頂きました。

お客様としましてもサービスのAPIを使用することで

• 細かな操作（DropBoxにフォルダを作成するなど）もNotesクライアントからできることがわかった。

他のサービスとの連携が可能なんだと気づけたことを喜んでいただけました。

弊社もNotesと他社サービス連携ビジネスは今後も拡大していくと思っています。
何か新たな着眼点やアィディアの一助になれば幸いです。

拙い文章にお付き合いいただきありがとうございました。