弊社ではパートナー様から日々多くのHCL案件のお問い合わせをお受けしています。
弊社のHCL専属の担当者がよくお受けするお問い合わせをご紹介しますので、ぜひ本記事のシリーズをご活用ください。

今回はDomino Enterprise IntegratorとDomino Leapのライセンスの関係性についてご説明します。
Domino Leapをご購入いただければ、Domino Enterprise Integratorのライセンスが含まれていますので、別途購入必要はありません。
Domino LeapはCCB以外のDominoライセンスとは併用購入は不可となりますので、CCBライセンス契約時に追加オプションとしてご購入ください。

各ライセンスで利用可能な製品・機能

Domino Enterprise IntegratorとDomino Leapのライセンスの利用に必要な条件についてご紹介します。

Domino Enterprise Integrator

HCL Enterprise Integrator (HEI) の利用が可能となるのは以下のいずれか条件を満たす組織です。

  • HCL Enterprise Integrator を利用するDomino サーバーのPVU数分のHCL Enterprise Integrator PVU 単位ライセンスを保有いただいている組織
    • HEI のPVU 単位ライセンスはPassport Advantage におけるライセンス体系を継続しているものです
  • Compete Collaboration (またはBM&SC)による Notes/Domino のライセンス契約に、同数(全数)のDomino Leap の追加ライセンスを適用いただいている組織のユーザー
    • HCL Domino Leap ライセンスは、前提となるComplete Collaboration (またはBM&SC) と同数でのご契約が必要です
    • HCL Domino Leap ライセンスには HEI の使用許諾が含まれており、組織全体で適用されているため、HEI を利用するDomino のサーバー台数やPVU数の制限はありません
  • 課金体系はPVU、永久ライセンスのみ、期限付きライセンスはありません
  • Notesライセンスとは別製品なので、Domino EnterpriseをCCBに移行してもIntegratorをLeapにしなければならない、という事はありません
  • Leapに変更した場合は数量が異なります

Domino Leap

HCL Domino Leap 利用が可能となるのは以下のいずれか条件を満たす組織の利用者です。

  • Complete Collaboration (またはBM&SC) による Notes/Domino のライセンス契約に、同数(全数)のDomino Leap の追加ライセンスを適用いただいている組織のユーザー
    • HCL Domino Leap ライセンスは、前提となるComplete Collaboration (またはBM&SC) と同数でのご契約が必要です
    • HCL Domino Leap の利用にあたって、「開発者」「ユーザー」などの区別はありません
  • Domino Utility Server のPVU単位ライセンス契約に、ユーザー数によるDomino Leap の追加ライセンスを適用いただいている組織のユーザー
    • HCL Domino Leap ライセンスは、Domino Utility Server に登録されている認証ユーザー数と同数でのご契約が必要です

利用可能な機能はライセンスガイド27ページおよび下記URL参照してください

▼ HCL Domino Leap(旧 Domino Volt)
https://www.hcljapan.co.jp/software/products/domino-leap/

  • 課金体系はユーザー数、CCBと同数が必要になります
  • CCB以外のDominoライセンスとは併用購入は不可となります(CCBライセンス契約時のみ購入可能)
  • CCBの金額によって決定されます、定価はオープン価格