概要
サイバー攻撃の高度化により企業が保有するPCやソフトウェアの脆弱性管理がますます重要になっています。
攻撃者が古いソフトウェアや未適用パッチの弱点を足掛かりに侵入し、情報窃取や暗号化による事業停止を招くことは今や当然起こりえることです。
こうしたリスクに備えるには、IT資産の正確な把握と脆弱性の早期発見が不可欠であり、その入口となるのがIT資産管理です。
License Guardクラウド版は、PCのハードウェア・ソフトウェア情報の収集、脆弱性ソフトの自動検知、部署単位でのセキュリティ状況可視化などを一体で提供するサービスで、多忙な現場でも継続的な脆弱性対策を実現します。
ログイン時の警告通知や是正項目一覧化によりフォローが容易になり、さらに定期更新される脆弱性辞書によって最新のセキュリティ状態を維持できます。
Intune/MDE連携など既存ツールとの組み合わせにも対応しており、企業全体のセキュリティ運用を効率化する「成功の鍵」となる基盤です。
課題
- 放置できない“見えない脆弱性”:
全社のPCやソフトの実態が即座に把握できない状況は、企業にとって致命的です。脆弱性を一日でも見落とせば、その隙を突かれた攻撃によって事業停止や情報漏洩につながるリスクが一気に高まります。 - 是正が進まない“分断された管理”:
部署ごとに情報が散在し、サポート切れソフトや危険なバージョンを確実に特定できない体制では、企業の防御力は大幅に低下します。必要な是正が遅れれば、組織全体が攻撃にさらされる危険な状態が続くことになります。
解決策
企業のセキュリティを脅かす“見えない脆弱性”と“分断された管理”を断ち切るには、IT資産の実態を一元的に可視化し、脆弱性の発見から是正までを自動化する基盤が不可欠です。License Guardクラウド版は、全社のPC環境を即時に把握し、危険なソフトや設定を漏れなく検知・通知することで、企業全体の防御力を一気に底上げする決定打となります。
課題1:放置できない“見えない脆弱性”への解決策
◆ IT資産の一元的な自動収集と可視化
License Guardクラウド版は、PCのハードウェア・ソフトウェア情報、パッチ適用状況、脆弱性ソフトの有無を自動で収集し、最新の状態を可視化します。これにより「把握が遅れる」という構造的な遅延を一気に解消し、危険な脆弱性を即発見できます。
◆ 脆弱性辞書による自動判定(年4回更新)
サポート終了ソフト・脆弱性バージョンを自動判定する仕組みにより、見落としをゼロに近づけ、攻撃リスクを常に低く抑えます。
課題2:是正が進まない“分断された管理”への解決策
◆ 部署別の脆弱性状況可視化+是正項目の自動通知
部署単位でPCの脆弱性状況を一覧化し、問題のあるPCにはログイン時に自動で是正通知。管理者が逐一フォローする負荷を激減させ、是正の抜け漏れを防ぎます。
◆ サポート切れソフト・危険ソフトの自動検出と一覧化
禁止ソフト監査、サポート終了ソフト監査、Windows設定項目監査などの自動チェックにより、分散した管理を強制的に“一本化”。対応すべきPCが即座に特定できます。
成果
「License Guard」の導入により、A社ではソフトウェアぜい弱性対応のリードタイムを29日から4日へと大幅に短縮し、脅威への対応速度を劇的に向上させました。また、IT資産の棚卸や台帳更新が自動化され、棚卸頻度は期1回から月1回へと向上。最新の資産情報を常に把握できる体制が整い、サイバー攻撃発生時の迅速な判断と対応が可能となりました。
まとめ
継続的な脆弱性管理と正確なIT資産の把握は、もはや“あるべき姿”ではなく企業防衛の必須条件です。
License Guardが提供する可視化と自動化の仕組みは、複雑化する脅威に対し揺るがない土台を築き、組織が迅速かつ確実にリスクへ対応できる環境を実現します。これにより企業は日々の運用負荷を減らしながら、同時にセキュリティレベルを飛躍的に高めることができます。
| 分野別業務支援License Guard株式会社日立システムズ |
記事提供元
株式会社日立システムズ
https://www.hitachi-systems.com

