
概要
IBM WebSphere Hybrid Edition(WHE)は、WebSphere Application Server(WAS)のアプリケーションをクラウドに移行するためのソリューションです。
なお、2021年1月4日付けでCloud Pak for Applicationsが新規販売が終了となっておりますので、今後はWebSphere Hybrid Editionをご提案ください。
特長
アプリケーション・ワークロードは、WebSphere Hybrid Editionへ
- 近代化:アプリケーションと運用の近代化を可能に
- それぞれのペースで:既存のワークロードと新しいワークロードを並べて実行し、コンテナーに移行します
- 柔軟性:シンプルなRatioベースの展開の柔軟性
- コストの削減:クラウドコストを75%削減-妥協することなく、ディスクとメモリのフットプリントを削減し、スループットを向上
WebSphere Hybrid Editionに含まれるもの
- WebSphere Application Server
・ WebSphere ND
・ WebSphere Base
・ Liberty Core
・ Open Liberty - IBM Modernization & Developer Tools
・ Transformation Advisor
・ Mono2Micro
・ WebSphere Migration Toolkit - IBM Cloud Foundry Migration Runtime
WebSphere Hybrid Edition の価値
- 既存のWAS投資を保護および最適化
- モダナイズの旅を開始または加速するためのツールの完全なセット
- クラウドネイティブ開発、ビルド、テスト、デプロイのエクスペリエンス
- 機能を組み合わせ、Ratioベースの展開でソリューションを時間の経過とともに変更可能
機能
オープンソース、プラットフォーム、ランタイム全体にわたる究極の柔軟性をすべて1か所で!
- 柔軟性:「適切なサイズ」で、さまざまなWASエディション間で最新化
- 選択:サポートされている最も幅広いランタイムでアプリを実行および最適化します
- ガイド付きの専門知識:市場をリードするツールを通じて、チームが生産性を向上させて迅速に近代化を開始できるようにします
- 移植性:ハイブリッドマルチクラウド向けのコンテナ対応ランタイム
- 特徴:
・ 永続および期間ライセンスが利用可能
・ Transformation Advisorのサポート
・ Mono2Microのサポート
・ PowerおよびLinux onZでの可用性
・ IBM Cloud FoundryMigrationランタイム

構成イメージ
柔軟なライセンスオプション
動作環境
WHEにはWAS(base)、WAS ND、WAS Liberty Core 等がバンドル・プログラムとして同梱されていますが、動作環境についてはそれぞれのSystem requirementを確認ください。
<バンドル・プログラム>
IBM WebSphere Application Server
IBM WebSphere Application Server Liberty Core
IBM WebSphere Application Server Network Deployment
IBM Cloud Foundry Migration Runtime
参考価格
各種前提条件により変わりますので詳細はお問い合わせください。