概要
システム開発の現場では、技術継承の難しさ、既存システムのブラックボックス化、モダナイゼーションの遅れが課題になっています。その解決策としてAI駆動開発への期待が高まる一方で、いきなり全社に広げることはできず、段階的な検証が必要です。小規模から試せる導入環境が少ないことも、着手をためらう理由になっています。
株式会社イグアスは、IBMのAI SDLC(ソフトウェア開発ライフサイクル)ツール「IBM Bob」に対応したAI駆動型開発パッケージ「Robin」を、2026年7月から提供しています。イグアスは契約期間を選べる形にし、小さく始めてから広げられるパッケージとして組み立てました。2026年8月26日には、イグアスが独自に開発した「Bobコイン管理機能」を追加しました。
特徴
Robinは、AI開発ツールのライセンス提供にとどまらず、利用開始から運用管理までをひとまとめにしたパッケージです。次の2点がRobinならではの特徴です。
1.契約期間を選べる基本パッケージ(イグアス独自)
基本パッケージは、12か月プランと6か月プランの2種類。段階的に試してから本格導入を判断したい、というご要望に沿う形です。
2.契約組織をまたいだBobコインの管理(イグアスが独自に開発)
ビジネスパートナー経由で複数のお客様環境(テナント)へRobinを提供する場面を想定した機能です。契約組織をまたいだBobコインの配分と利用状況を、Robinの管理画面から一覧で把握できます。なお、単一の組織内におけるユーザー・チーム単位のクォータ(割当)管理と利用レポートは、IBM Bob Enterpriseの標準機能です。
いずれの契約プランにも、操作手順をまとめた動画「Robinチュートリアル」と、イグアスがご提供するヘルプデスク(一次窓口)が付帯します。ヘルプデスクは、IBM Bob Enterpriseに含まれるIBMのテクニカルサポートとは別のものです。あわせて、AI駆動開発の入門から高度な開発者向けまで、有償のトレーニングコース・コーチングコースを用意しています。
機能と提供元
Robinは、IBM BobのEnterpriseプランと、イグアス独自の機能・サポートを組み合わせたサービス構成です。それぞれの提供元は次のとおりです。
IBM Bob Enterprise の機能(提供元:IBM)
- 自然言語の指示を、動作するコードに変換します。既存のコードからドキュメントを生成・更新することもできます。
- Ask(理解・分析)、Plan(実装計画の検討)、Agent(実装・修正の実行)の3つのモードで開発プロセス全体を支援し、コードレビューを自動化します。
- コード作成中のリアルタイム分析と自動チェックにより、脆弱性を早期に検知します。IDEとPRレビューの双方で検知できます。
オプション(提供元:IBM/1ユーザー単位)
- IBM Bob Premium Package for i:RPG・COBOLなどIBM i向けレガシー言語の理解支援、仕様書の生成、新形式へのコード変換を行います。
- IBM Bob Premium Package for Java Modernization:Javaの自動アップグレードと、フロントエンドのモダナイゼーションを支援します。
Robin 独自の機能・サポート(提供元:イグアス)
- 契約組織をまたいだBobコインの配分と利用状況を、単一の管理画面から把握・レポートします。
- Robinチュートリアル(操作手順の動画)を提供します。
- 一次窓口としてのヘルプデスクを提供します。
ご利用形態
基本パッケージ
- 12か月プラン:1ユーザー+2,000Bobコイン。12か月単位で自動更新
- 6か月プラン:1ユーザー+1,000Bobコイン。2期目から12か月プランへ自動移行
上記より短い期間でのご利用をご希望の場合は、個別にご相談ください。
いずれの契約プランにも、管理画面・Robinチュートリアル・ヘルプデスクが付帯します。IBM i の検証環境(IBM Power Virtual Server)は近日提供予定です。
Bobコインと契約の運用ルール
- Bobコインはご契約に含まれます。契約期間内にご利用いただき、期間満了時に残ったコインは失効します。翌期への繰り越しはできません。
- 未使用月の超過請求はありません。
- コインが不足する場合は、追加購入で対応します。
- 基本パッケージは自動更新です。解約をご希望の場合は、契約満了の2か月前までに申請を完了してください。
対象と提供方法
対象
- 民間企業:IBM iプラットフォームを稼働している企業、既存のJavaシステムの刷新・マイグレーションを進めている企業、AI駆動開発の社内定着を目指す企業
- 教育機関:AI駆動開発を授業や研究に取り入れたい大学・専門学校
- 地方公共団体:地域システムの刷新や、職員の開発力向上に取り組む団体
提供方法
ビジネスパートナー経由でご提供します。
料金
料金は、ビジネスパートナー経由での個別お見積りとなります。
12か月プランは初月無料のキャンペーンを実施中です。2026年12月末までの期間限定となります。
まとめ
イグアスは、AI駆動開発を一度きりの検証で終わらせず、開発の標準的な進め方として定着させることを目指しています。今後もRobinの機能拡充とサポートメニューのアップデートを検討し、ビジネスパートナー各社と連携しながら、お客様のアプリケーション開発やシステム刷新を支援するサービスラインナップを強化していきます。
お問い合わせ・資料請求
Robinの詳細・お問い合わせはこちら
株式会社イグアス
パートナービジネス事業部 クラウド&AI営業開発部
e-mail:igcai@i-guazu.co.jp
製品情報URL:https://www.i-guazu.co.jp/news/2026/08/p202608261.html
| AIRobin株式会社イグアス |
記事提供元
https://www.i-guazu.co.jp
