
概要
SP4i は、Javaコーディングを一切必要としないIBM i(AS/400)対応のWebアプリケーション開発ツールです。IT部門の既存スキル(RPG/COBOL)をフル活用したWebアプリケーション開発を実現します。
特徴
3つの魅力でIBM i のWeb化を実現!
簡単!
- 全ての業務ロジックを使い慣れたRPG/COBOLでコーディング
- JavaなどWeb特有のプログラミングスキルは不要
- Web画面の制御ロジックは100%自動生成
自由!
- HTMLで自由な文字数やサイズの画面を設計
- 画像やコンボボックスなどの部品を自由に利用可能
- Webサーバー構成はIBM i 、Windowsサーバーの選択可能
モバイル対応!
- モバイル開発もRPG/COBOLスキルで実現
- iPhone、iPad、Android や主要なブラウザに全て対応
- ハイブリッドアプリでカメラなどの端末機能を活用
機能
IBM i を基盤とするWebアプリケーションをわずか4つのステップでシンプルに開発できます!
STEP1:画面の作成/Webアプリケーションの業務画面を設計
- HTMLで制約の無い画面を自由に作成します
※DSPFは使用しません
※CSSなどのデザインを盛り込むことも可能です - ボタン/画像等の部品を自由に使用できます
- 市販のHTML作成ツールで画面の作成が可能です
STEP2:画面連携とプログラムの自動作成/設計したWeb画面よりRPG、COBOLプログラムを生成して連携
- 画面とプログラムの通信に関する設定をします
※入出力項目のデータ型や桁数等を定義します - 設定後、IBM i へプロジェクトの配布、WebサーバーへHTMLファイルの配布を行います
※Web画面と連携するプログラムは自動生成されます - 言語は、RPG(RPGⅢ)、ILE RPG(RPGⅣ)、COBOLから選択できます
※企業システムでの利用実績が最も多いRPGⅢに対応しています
STEP3:業務ロジックプログラミング/エラーチェック、DB更新などの業務ロジックを記述
- SP4i が自動生成するプログラムに必要ロジックを追加します
- IBM i とWeb画面との転送ロジックなどは自動生成されるため、必要なコーディングは業務ロジックのみです
STEP4:メニューの登録/完成したプログラムをIBM i に登録して、Webのメニュー画面を生成
- IBM i 上の専用画面からユーザー単位で使用するプログラムを登録
- 専用URLから実行、IBM i のユーザー・パスワードを入力
- 実行時のセッション管理は自動
構成イメージ
動作環境
IBM i(AS/400)
ハードウェア要件
- モデル
- IBM i 全型式(RISCマシン)
- ディスク容量
- 約10MB
ソフトウェア要件
- OS
- OS/400 V3R6以降
クライアント(実行環境)
ソフトウェア要件
- Windows
- Windows7, 8, 8.1, 10、WindowsServer2012, 2016が動作するIntel/AMDのPCおよびタブレット
- Mac
- OS X 10.10, 10.11, macOS Sierraが動作するMacマシン
- iOS
- iOS9~iOS10が動作するiPhone、iPad、iPod touch
- Android
- Android4.0.3~5.x, 6.X, 7.Xが動作するNEONサポートARMv7採用のスマートフォン、タブレット
クライアント(開発環境)
ハードウェア要件
- Intel® Pentium® またはその互換機1.6GHz以上(2GHz以上を推奨)
- 2GB以上のメモリ
- 6~60GB以上のディスク空き容量(開発用途による環境作成に依存)
ソフトウェア要件
- Microsoft Windows 10 AnniversaryおよびCreators Update(32ビット及び64ビット)
- Windows 8 または8.1(32ビット及び64ビット)
- Microsoft Windows 7 SP1(32ビット及び64ビット)
iOS開発時の追加要件
- OS X 10.10, 10.11, macOS Sierraが動作するIntel ベースのMac(2GB以上のメモリ)
- iOS9~iOS10をサポートするXcode環境
- 上記Macマシンに接続されたWindows
- iOS Developer Program またはiOS Developer Enterprise Program
参考価格
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