概要

HULFT(ハルフト)は、企業活動において発生する売上データや顧客情報、ログデータなど、ITシステムに蓄積されたデータの送受信を行うファイル連携ミドルウェアです。業務システムの基盤として使えるように、文字コード変換を始めとする多彩な機能を備え、サーバやプラットフォーム、コード体系などが異なる様々なファイルを、業界標準のTCP/IPプロトコルを使って安全、確実に送り届けます。

特徴

特徴① マルチプラットフォーム

Windows からIBM i まで様々なプラットフォームに対応。操作性も統一されています。
メインフレームの集中処理からオープン系システムへの分散化、ネットワーク相互のデータのやりとりをスムーズに行えます。

特徴② テキスト、バイナリなど様々なファイル形式に対応

業務システムの基盤として使えるように、文字コード変換を始めとする多彩な機能を備え、サーバーやプラットフォーム、コード体系などが異なるさまざまなファイルを、業界標準のTCP/IPプロトコルを使って安全、確実に送り届けます。

特徴③ セキュリティ

各管理画面へのアクセス権限をユーザーごとに指定することが可能です。
また、160ビットレベルの秘密キー方式の暗号化を行うこともできます。
暗号キーの設定も1ファイル転送ごとに設定でき、企業単位、部門単位、さらにはシステム単位でのキー設定が行え、機密性を高めることができます。

機能

HULFTはファイル・データ連携を効率化する機能が備わっています。

① ファイル・データの集配信
複数サーバーへの同時集配信や集信側からの送信要求によるデータ転送、LANを専有させない間欠転送など、実務運用に有効なさまざまな機能を備えております。HULFT固有のデータ圧縮や間欠転送はネットワーク負荷低減に貢献します。
② 運用自動化
特定のファイルへの更新(作成、削除、変更)をトリガに、ファイル転送処理、バックアップといった様々なジョブを自動起動することができます。自動化には下記のものがございます。
  • ファイルの世代管理による運用の自動化
  • 複数箇所からの同一ファイルへの集信による運用の自動化

データ連携例

HULFTを使ったデータ連携(例)

動作環境

IBM i / Windows/Linuxなど各種OSに対応

詳細は下記をご覧ください。
https://www.hulft.com/software/hulft-8/os

参考価格

お問い合わせまたは下記をご覧ください。
https://www.hulft.com/software/hulft-8/pricelist_DL_reg

事例紹介

導入事例は下記をご参照ください。
https://www.hulft.com/casestudies-software/topic/161/hulft